生徒と共に成長していく
質問から作り出す、生徒に向き合う双方向教育を目指して

臨海が理想とする教育の形はどんなものですか?

臨海が理想とする教育は、「講師が教えない教育」です。

将来社会に出てからは、答えのない様々な課題が彼らを待ち受けていることになります。その課題に対してつずつ自分の力で周囲の人たちと協力しながら答えを導き出し、より良い未来を築いていってほしい。そんな「課題解決力」を身に付けてもらうために「講師が教えない教育」を理想としています。

それを象徴する教育方法はありますか?

臨海の教育を象徴する代表的なもの。

それは、「共演授業」という教育スタイルです。共演授業では、講師が一方的に授業をすることは一切ありません。


講師が次々に質問を繰り出し、生徒たちが考え、答え続ける。生徒自身が常に考える力を育む、双方向の教育を表しています。

皆さんも小中高校時代、塾や学校で先生に当てられて答えた経験はありますよね?

当てられて答えたときのドキドキ感、先生に褒めてもらえたときの誇らしさ

それらを覚えている方もいると思います。


生徒それぞれの能力に合わせて「指名」や「ほめる」を組み合わせる。少しずつ、確実に生徒の学習意欲を上げていく。それこそが「自ら学ぶ」という姿勢を生徒に生むと考えています。

「共演授業」とは、具体的にどのような授業が行われるのでしょうか?

臨海の共演授業は、はじめに講師が設問の「答え」と、答えにつながる「考え方」を生徒たちに伝えます。次に生徒全体に向けて「発問」し、特定の生徒に「指名」し答えを求めます。最後に答えた生徒をしっかりと「ほめる」。このフェーズの組み合わせによって行われています。

「アクティブ・ラーニング」と呼ばれる学修者の能動的な学習方法に近い考え方かもしれません。ただ、臨海の共演授業では生徒がから発信することだけを求めることはしません。

あくまで講師から問いかけ、「生徒が褒められるチャンス」を生んでいるんです。「褒められた」という成功体験は、自己肯定感の向上人格形成に繋がっていきます。

臨海の講師には、どのような意識が必要ですか?

大事にしているのは、教える側も生徒も共に育つ「共育」の意識ですね。


一方的に生徒を育てるという意識だけでなく、生徒と向き合い生徒と自分が一緒に成長していく。この意識はずっと持ち続けたいと考えています。


臨海の講師には売上目標は一切ありません。講師が目指すのは生徒数=「臨海のファン」を増やしていくことです。

生徒にまっすぐ向き合い、生徒の成長のための教育をする。それが自ずと良い結果や会社の成長に繋がるという考え方を大切にしています。

その「生徒目線」の教育や経営方針はどのようなところから生まれているのでしょうか?

臨海の始まりは1974年にできた、小さな地方の個人塾です。

しかし今では全国300校以上で約6万人の生徒を持つ、業界Top10、神奈川No.1の大手塾企業にまで成長しました。


ただ、どんなに大きくなっても始まった時と同じように、地元の人にとって身近で、生徒との距離が近い学習塾であり続けたい。そのことに強くこだわっています。


地元にこだわった校舎展開を行う経営方針や対面授業、生徒人のためのカリキュラム編成。これらの教育方針はこれからも引き継いでいきたいと考えています。

最後に、臨海の教育を共に実現していくために、どんな人に臨海に入ってきてほしいですか?

「共演授業」などに共感して入ってきてくれるのは、もちろん嬉しいです。ただそれ以上に、「生徒のためにあるべき教育の形とは何か?」を常に考え続け、生徒に向き合っていける人。そんな人に入ってきてほしいです。


変化が激しく、答えを出しにくい状況では、「走りながら考える」ということも大事です。教育の王道と言われることはたくさんあります。是非皆さんの考える教育の王道とは何かを選考の中では伝えてほしいです。そして、臨海で働く中でも一緒に走りながら考え続けていけたら嬉しいです。